檜洞丸・ツツジ新道 相模国野外育児記~子連れ登山編・子供と登った地元の山々

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山名 読み 標高 山系 日付 天候 同行
檜洞丸 ひのきぼらまる 1601m 西丹沢 2002/5/4 曇り P/Y


ルート ツツジ新道入口 檜洞丸 犬越路 用木沢出合 ツツジ新道入口
標高 566m 1601m 1168m 610m 566m
時間 6:30 10:00-11:00 13:30 15:00 15:15


記録
前日午前中に芦ノ湖で釣りをした後、その足で西丹沢の中川沿いにある大滝キャンプ場に泊まりました。西丹沢の山に登るときは、前日までに麓に入れると本当に朝が楽です。

つい先日まで本栖湖に家族全員でキャンプに出かけていましたが、上の子と二人でまたキャンプ。

フル装備はせず、テントと焚き火台だけの簡単なキャンプでした。準備と撤収に追われないシンプルキャンプも良いものです。
大滝キャンプ場・テントと焚き火台のシンプルキャンプ
大滝キャンプ場で
テントと焚き火台のシンプルキャンプ
まだ薄暗い、ツツジ新道入口
翌早朝、早々にテントを片付けツツジ新道入口まで車で行き、路側に駐車。沢にそってツツジ新道へ向かいます。

ツツジ新道入口からゴーラ沢出合までは沢沿いで、急な傾斜はありませんが、たまに高巻き道の片側が落ち込んだ危険箇所もあります。
ゴーラ沢出合からツツジ新道に入ってからは急傾斜の連続でした。上部は気持のいいブナの自然林帯で、休憩をしばしば取りつつゆっくりと尾根まで上ります。

その名の通り、登山道のそばのところどころにツツジ(ミツバツツジ?)が咲いていました。
ツツジ
ゴーラ沢の広い河原
ガスに煙るバイケイソウ群落地の木道
ガスに煙るバイケイソウ群落地の木道
石棚山から檜洞丸に延びる尾根沿いにでてからは、比較的ゆるやかな緩斜面が続きます。

山頂に近いバイケイソウの群落がある緩やかな登り箇所には、木製の歩道が付けられていて、植生を保護しています。十時過ぎに山頂に到着。
濃いガスがでていますが、気持のいい山頂でした。一息ついたところで、東側に少し下ったところにある青ヶ岳山荘に入りました。

下着を替えコーヒーを注文したところで、サイフを車に置き忘れてきたことに気づきました。すぐに注文をキャンセルしようと思いましたが、支払いは次に来たときで良いよ、と山荘の方。ありがたくコーヒーをいただきました。へんな言い方ですが次に来る目的と楽しみが出来ました。
コーヒー代をお借りした青ヶ岳山荘
山頂でガスの中の昼食
山頂でガスの中の昼食
山頂に戻り、ラーメン自炊の昼食。

ガスで煙っていましたが、まだブナに葉が付く前で、広い山頂は明るく爽快でした。
帰途は熊笹ノ峰、大笄(おおこうげ)、小笄(ここうげ)などの小ピークを経て犬越路方面へ下ります。小笄まではアップダウンや急な坂が多く、慎重に下る必要がありました。

犬越路峠の犬越路非難小屋前で休憩後、用木沢に向けて峠道を下ります。ここも斜度が高く、また上部は岩が多く、若干危険なところが有ります。
ガスの大笄付近
巨大な砂防提
用木沢まで下ると、後は快適な沢沿いの散歩道になります。

綺麗な沢がある場所と、白く大きな岩が溜まり、巨大な砂防提でせき止められた荒れた景色とが混在していました。

用木沢出合に到着し、車に戻り行程完了しました。
メモ
檜洞丸、一名青ヶ岳は、丹沢山地で(神奈川で)蛭ヶ岳に次ぐ第2位の高峰ですが、頂上までブナの巨木に覆われ、山頂付近は緩斜面で広く感じ、蛭ヶ岳よりもどっしりとした感じの山です。西丹沢の盟主という言われ方をしますが、そんな感じです。








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