神山・駒ヶ岳 相模国野外育児記~子連れ登山編・子供と登った地元の山々

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山名 読み 標高 山系 日付 天候 同行
神山 かみやま 1438m 箱根中央火口丘 2002/4/20 晴れ時々曇り P/Y/K


ルート 早雲山駅 冠ヶ岳 神山 駒ヶ岳
標高 750m 1409m 1438m 1356m
時間 8:00 10:45 11:00 - 12:00 14:00


記録
箱根には、この季節は釣りやキャンプで月に何度か子連れで来ますが、今回は先日の明星ヶ岳、金時山の外輪山シリーズに続いて、中央火口丘の神山・駒ヶ岳めざし、登山で箱根にやってきました。

中央火口丘は、古箱根火山の跡の巨大なカルデラに噴き出した多重火山ですが、標高1400m超の立派な山です。駒ヶ岳にはロープウェイでも登れますが、早雲山駅から登ると標高差700mほどの軽登山になります。

まずは強羅に車を停め、ケーブルカーで早雲山駅へ向かいます。
ケーブルカー早雲山駅から出発
早雲山横の登山口から斜面を登っていきますが、直ぐに自然林ぽい森になり、いい気分で上れます。

途中キツツキが木をたたく音が聞こえ、撮影をトライ。
キツツキの木をたたく音
気持のいい自然林の登山道
気持のいい自然林の登山道
大涌谷への分岐点には、火山性ガスのため大涌谷方面登山道立ち入り禁止の看板がありました。

巨岩が多くなった山を冠ヶ岳まで登りひといき入れました。大涌谷や湖尻から見ると、ポッコリと冠状の頂上が付いている山です。火山の作品でしょうか。芦ノ湖で釣りをしていてもこのポッコリが良く見えます。

そこから神山頂上まではほんの10分くらい。周囲に木立があって見通しは効きませんが、ここでインスタントラーメンを自炊し昼食としました。一旦神山から下り、再び駒ヶ岳への登山道を登ります。
箱根駒ヶ岳山頂
箱根駒ヶ岳山頂
駒ヶ岳山頂は一面の笹原で、なぜ木が生えていないか判りませんが、房総半島から伊豆半島・大島まで、振り向くと富士山、足元には芦ノ湖、駿河湾も見え、神奈川随一の展望でした。雲が少し多かったのが残念です。

駒ヶ岳ロープウェイで箱根園へ下り、バスで桃源台へ。さらにケーブルカーと乗り継いで大涌谷へ。

箱根ケーブルカー・ロープウェイコレクション

箱根登山電車
ケーブルカー

駒ヶ岳ロープウェイ

箱根ロープウェイ

温泉卵運搬用
ロープウェイ
大涌谷のロープウェイ駅付近から噴出場所付近に向けて小さなゴンドラが登っていくのが見えます。なんだろなーと見ていると、名物黒ゆで卵用の鶏卵を運ぶロープウェイでした。

大涌谷噴出孔付近の売店でその名物黒ゆで卵を食しました。売店のテーブルとその周辺に卵の殻がこれでもかというくらい散乱していて、一流の国立公園にしてはみっともない状況でした。

またまたロープウェイ・ケーブルカーを乗り継ぎ乗り継ぎ、強羅へ戻り、終了しました。

黒ゆで卵
黒ゆで卵、中は普通。
メモ
神山はかなり標高がある山ですが、登山口が高いので割りとお手軽に上れます。もっとも隣の駒ヶ岳は、箱根園から山頂までのロープウェイや、芦の湯方面からのケーブルー(その後廃業)があるので、サンダルでもOKです。神山は周囲の見通しがないのでできれば駒ヶ岳と両方登りたいですし、また天気がいい日を選べば絶景が楽しめます。

今回はバスにしましたが、箱根園から湖尻へは遊覧船に乗ることも出来ます。今回乗り継いだケーブルカー・ロープウェイ乗車は延べ5回、バスを含めて6回乗車し、結構な運賃がかかってしまいました。時間的・体力的に許せばもう少し徒歩区間を入れてもいいと思います。






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