金時山・足柄峠 相模国野外育児記~子連れ登山編・子供と登った地元の山々

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山名 読み 標高 山系 日付 天候 同行
金時山 きんときやま 1213m 箱根外輪山 2006/1/29 快晴 P/Y/K/M/S


ルート 林道ゲート 金時山 林道ゲート
標高 847m 1208m 847m
時間 9:00 10:00-10:45 11:00


記録
家族総出で東京の御岳山を目指し出発しました。16号線の渋滞がひどく、途中で断念。引き返して金時山に登ることにしました。

南足柄から足柄峠を目指します。スタッドレスをはいていましたのであまり心配せずに道路を上りましたが、路面は一旦融けて凍った氷が張り付き、ずるずる滑ります。

何とか峠までたどり着き、峠から林道は完全な雪道でした。路面は新雪が深く積もっており、スタッドレスも効かず途中ついにスタック。そこからゲートまでのわずか数百mを、ゴムチェーンを付けて進みました。
林道ゲート前
先行登山者が結構いそうです。
林道ゲート前の広場に駐車。数台の車が止まっています。

ゲートから急登の始まる入口まで20分ほど、雪の積もった林道を歩きます。20-30cm位は積雪がありそうですが、林道部分は日に照らされて融けかかり、どろどろになっている部分もあります。

途中、木のテーブルとイスのある展望台から、全く遮蔽物の無い完全な富士山の全景が望めました。
足柄峠からも富士山ビュー
足柄峠から富士山ビュー
子供も犬も、そこらじゅうの新雪の上に足跡をつけて回ったり、道路わきの低い土壁に大きくせり出した雪庇を破壊しながら進みます。

林道部分はごく緩い登りですが、最後の登り部分は相当の斜度になります。林道から山頂を見上げると、突然ポッコリと盛り上がった山に見え、非常にきつそうです。

登山口から標準時間30分ほどの短距離登山道ですが、林道部分の歩きを含めて我家は1時間ほどで到着。
足柄方面から見上げた金時山
急登部分も完全な積雪状態ですが、斜面の雪は薄く圧雪状態なので、アイゼンが良く効いて危険ではありませんでした。アルミ階段で滑らないように注意すればOKです。

山頂はいつものように絶景の富士山ビューです。金時娘さんの金時茶屋でうどん、そば、コーヒーの早い昼食。

さくっと下って午前中だけのお手軽雪山登山でした。
金時山から富士山ビュー
金時山から富士山ビュー
この山は快晴の日に登るに限ります。 仙石原とその先に芦ノ湖、三国山を望むこともできます。仙石原のかなりの部分を占めるゴルフ場が、積雪で迷路のように浮き上がっていました。
芦ノ湖と雪の仙石原
芦ノ湖と仙石原(2002年3月)
メモ
金時山への主なルートには、矢倉沢峠方面からの外輪山尾根ルート、反対側の外輪山から続く乙女峠からのルート、金時神社からのルート、そして足柄からのルートがありますが、足柄峠まで車で入ればすぐに登れる足柄ルートが一番お手軽です。

その他のルートもアクセスが良く、長いルートではないので、自然とリピート登山してしまう山です。金時娘さんの茶屋内には、数十回、数百回、数千回と登った人々のランキング札が下がっています。

雪でも比較的危険が少ないので、プチ雪山登山が楽しめますが、斜度がかなりあるので油断はできません。







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