記録 |
2008年の大晦日の夜、各自体調と相談し、皆いけそうだということで元旦の初日の出登山に出かけました。
大山の初日の出はこれまで2回登ったことがあり、今年は場所換えしようということで事前に候補に挙がっていたのが、ダイヤモンド富士が見られる本栖湖そばの竜ヶ岳、金時山、そして箱根駒ヶ岳でした。
竜ヶ岳は前日から出かける必要があるのと、かなり混雑するということで、今回は敬遠。金時山も山頂が狭く人は多い、ということで、箱根駒ヶ岳にしました。 |
2009年 相模湾の夜明け |
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防ヶ沢の登山口に車を止め、神山と駒ヶ岳間の鞍部まで、暗く誰もいない登山道を登ります。元旦なので誰かいるかなと思っていましたが、本当に他には登山者がおらず、道を間違えないように慎重に登りました。
体力的には既に抜かれつつある二人の子供に叱咤激励され、6時前には山頂到着。ゴンドラで登ってくる人もまだおらず、初日の出参拝ポイント一番乗りでした。
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防ヶ沢分岐にて。まだ真っ暗。
誰にも会わず。 |
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駒ヶ岳からは、相模湾と駿河湾の両方が臨めます。暗いうちはどちらも夜景が楽しめます。元旦ならではの夜更かしの明かりかもしれません。 |
夜明け前の湘南海岸夜景
真ん中あたりが湘南平 |
夜明けの湘南海岸 |
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程なく大量の人々がゴンドラで送られてきて、山頂の神社付近は人で埋まってしまいました。全部で何百人いるか分かりませんが、そのうち歩行の登山者と分かる人は我々以外にはいませんでした。
初日の出を拝み、後方に望める富士山を拝み、一通り写真を撮ったあと取り合えず温まろうとゴンドラの山頂駅まで行きました。
帰りはゴンドラで箱根園まで降りる予定でしたが、便待ちの行列にうんざりし、ストーブで温まった後、来た道を歩いて下りました。
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振り返ると元旦の富士山 |
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メモ |
予想していませんでしたが、とんでもない数の人出で徒歩の登山者はほとんどゼロ。ここでの初日の出はゴンドラが常識のようです。また行きが真っ暗なこともあって、登山に来たという雰囲気が希薄でした。
大山などと違って他の登山者がいないので夜間は道を間違える可能性も無いわけではなく、今回のようなパターンは良く考えたほうがいいかもしれません。
登山道や駒ヶ岳山頂の笹原、相模・駿河・伊豆の眺望など、箱根らしい明るい雰囲気の良い山だと思います。神山と駒ヶ岳間の鞍部から駒ヶ岳に登る沢沿いがやや崩落気味で要注意ですが、子連れでもほとんど危険なところはありません。
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