記録 |
丹沢には三峰山と呼ばれる山が2箇所ありますが、今日はその大山版に出かけました。
厚木の奥座敷、七沢温泉郷のさらに奥、広沢寺温泉ちかくに車を止め、周回ルートを取るために一旦バスで煤ヶ谷の集落まで向かいました。
神奈中の路線バスですが、バス停以外でも止まってくれるコミュニティバスというヤツではないかと思います。運転手さんが登山装備の子供を見て、興味ありげに色々と話しかけてくれました。
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バス停から開始 |
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煤ヶ谷から、大山から北に続く尾根に出るまでは普通の低山ハイキングルートです。右が物見峠、左が三峰・大山の分岐点から北尾根に入りますが、ここから急峻な地形になります。
きつい登りというよりも、左右に切れ落ちた痩せ尾根の危険な地形になります。1000m足らずの低山の尾根筋ですが、崩れやすい地質なのだそうです。
物見峠分岐点には下の写真のような警告板も有りました。
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険しい地形 |
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曰く、「(注意)三峰山は地形が急峻で、歩道は狭く沢沿いやくさり場など多く経験者向きの登山道です。無理をしないで引き返す勇気が必要です。」
名前の通り、北峰、中峰、南峰と三つのピークが続きます。 |
警告板 |
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ちょうどお昼に中峰に到着。何も無い山頂ですが登山者は結構たくさんいました。ラーメン自炊とおにぎりの昼食。不動尻への下山道に入りますが、こちらは岩場が続き、鎖場が多くなります。
写真に残していませんが、数mの高さがある一枚岩を鎖だけを頼りにぶら下がり降りていく場所も有ります。
谷太郎川の最上流まで下っていき、ます釣り場まで出てきました。ひと釣りしていきたい欲望に駆られつつ、ここからは舗装道路を歩き広沢寺温泉まで下りました。 |
三峰山中峰山頂
なにもなく、周囲の見通しもなく。 |
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帰途、広沢寺温泉ではなく、いつもお世話になる七沢温泉七沢荘へ。ぬるぬるした濃いアルカリ泉質の温泉で、温泉に入ってる感が満点です。
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メモ |
体力的にきついルートではないですが、危険箇所が多いのは事実であり、特に子連れの場合は警告板の言うとおり勇気を持って進退を判断する必要があると思います。もっとも、今回は上の子だけ同行しましたが、鎖場ではアスレチック気分で楽しんでました。
七沢温泉郷は、泉質が素人にもわかりやすい特徴のある温泉なので、是非入っていきましょう。
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