記録 |
快晴。ぽかぽか陽気で桜も咲いてます。
箱根外輪山東側のピークである明星ヶ岳へ出かけました。外輪山とは言え900m強の標高があります。これだけ大きなカルデラの外輪山で1000m前後の標高があるということは、古箱根火山がいかに巨大だったかが分かります。
箱根湯本から強羅まで箱根登山鉄道を楽しみ、箱根外輪山を辿って湯本まで降りてくる周回ルートを取ります。湯本付近の駐車場確保が不安だったため、三駅小田原よりの箱根石橋駅付近に車をとめ箱根湯本駅へ。 |
箱根登山鉄道からスタート |
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釣りでもキャンプでも温泉宿でも、箱根行きは常に車を使っているので、箱根登山鉄道は親子共々初めてでした。
すごい急勾配とスイッチバックの方向転換で、この鉄道だけでも楽しめます。大平台駅を含めて3箇所のスイッチバックがあります。
終点強羅で降りて、細い裏道を犬にほえられつつ一旦宮城野の町まで下り、登山道入口に向かいます。 |
来た方向に出て行く
スイッチバックの駅、大平台 |
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途中、大文字焼きの場所を見学しつつ、外輪山の尾根へ。明星ヶ岳は別名大文字山で、ここで行われる大文字焼は、箱根の3大夏祭りの一つに数えられているそうです。残念ながら大文字焼きが行われているところを見たことは有りません。

近くから見た、大文字焼き、の一部。 |
強羅・大涌谷方面を望む |
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尾根道は広く整備されており、南に開けているとても気持のいい場所でした。
山頂到着後、折り重なる枯れ草の上に座り、カップラーメンを自炊。食後はぽかぽか陽気の下でしばし昼寝しました。
くだりはそのまま尾根沿いに降りて行きます。所々に山桜が咲いています。植林帯に入りますが、天気が良いせいもあって明るい雰囲気の道が続きます。下りの途中では外人さん一行とすれ違い、元気のよい挨拶をいただきました。 |
広く明るい箱根外輪山の尾根道 |
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途中林道を横切り、塔ノ峰から外輪山の尾根をはずれて早川渓谷方面へ下っていきます。塔ノ沢まで下り、温泉の里を湯本まで歩いていきました。

途中に咲いていた山桜
湯本駅前の街頭売りの温泉饅頭を1個づつ食べ、石橋まで戻り行程終了。 |
蒸かしたての温泉饅頭を一人一個ずつ |
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メモ |
今日のルートは一旦電車で強羅まで上がりますので、宮城野からの小一時間の登りを除くとほとんど下りルートとなります。小さなお子様でも大丈夫です。暖かい時期の晴れの日であれば、外輪山の尾根道はとても快適ですし、植林帯に入ってもあまり暗い感じがしないルートです。
大昔、この外輪山の尾根を裾野に含む標高2,700m の古箱根火山があったといいますから、今の景観からは想像を絶する規模です。
どういうわけか、丹沢より箱根のほうがずっと登山者相互の挨拶が多い感じがします。表丹沢は人が多すぎていちいち全部はしてられないということかもしれません。 |