鍋割山・鍋割峠 相模国野外育児記~子連れ登山編・子供と登った地元の山々

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山名 読み 標高 山系 日付 天候 同行
鍋割山 なべわりやま 1273m 東丹沢 2004/1/24 曇り時々晴れ P/Y/K


ルート 表丹沢県民の森 櫟山 鍋割山 鍋割峠 寄大橋 表丹沢県民の森
標高 451m 810m 1273m 1080m 411m 451m
時間 8:30 9:30 12:00-13:00 14:00 16:00 18:00


記録
下の子も参加して、鍋割山2回目。今回は表丹沢県民の森の上部尾根を登り、後沢乗越を経由して鍋割山へ登ります。

県民の森内遊歩道
県民の森の駐車場に車を止め、遊歩道を登って櫟山(くぬぎやま)を目指します。櫟山まで標高差400m弱、1時間ほどの登山で、これだけでも軽いハイキングになります。

櫟山頂上付近
県民の森上部の櫟山付近はぽつぽつ雪が残っている程度で、冬枯れののんびりした尾根道でした。

歩くと暑く、ジャケットは脱いでしまいました。

後沢乗越への雪の北斜面
櫟山から尾根を北へ向かい、栗の木洞という小ピークを過ぎると、後沢乗越へ下る斜面に入ります。

気温は比較的高い状態ですが、北斜面に入ると突然雪が多くなりました。アイゼンを装着し雪の感触を楽しみながら後沢乗越方面へ下っていきます。

後沢乗越
大倉・二俣方面からの登山道と合流する後沢乗越へ到着。細い馬の背状のリッジがあるので、積雪が少し心配でしたが、このあたりには雪はありませんでした。

ここから鍋割山へ向けて再び登りが始まります。

全面積雪の鍋割山
鍋割山の山頂近くなると再び積雪帯となり、山頂では30cmくらいの全面積雪でした。
雪の鍋割山

鍋焼きうどん
お昼は、鍋割山荘でコタツに入って名物の鍋焼きうどん。かなり贅沢です。
鍋割山荘でコタツに入って鍋焼きうどん

鍋割峠
帰りのルートは、山頂から鍋割峠へ降ります。北西斜面にあたるので、雪がたくさん残っています。アイゼンを装着し鍋割峠まで下っていきますが、峠までは整備されていて特に危険な箇所は有りませんでした。
鍋割峠。ここまではかなりの積雪。

寄コシバ沢・滑落注意
鍋割峠からは雨山方面への道と別れて寄コシバ沢を下ります。

雪はすぐになくなりましたが、鍋割峠下の沢の高巻き道には、非常に危険な箇所があります。滑落するとかなりの高度差で落ちていきそうな場所も有りました。また高巻き道を間違えると、完全に進退窮まる可能性もあります。

寄コシバ沢
沢まで降りてからはようやく滑落の危険はなくなりましたが、大きな石がごろごろなので捻挫には注意が必要です。
寄コシバ沢 上部の高巻き道は滑落の危険あり

寄大橋
かなり時間をかけて下山し、ようやく寄大橋に到着。ここから三廻部林道を通って、車のある県民の森まで戻る必要があります。

ここで、見ず知らずの夫婦の方が車に乗って行かないかと誘って下さいました。寄には下らず、三廻部林道を戻ります、と辞退しましたが、じゃあそこまで行くよ、と言って頂き、結局ありがたく同乗。

三廻部林道
三廻部林道へ車で入りましたが、ほんの数百mほど走ったところにゲートがあり、林道は閉鎖。丁重にお礼を言って車を降り、そこから林道を歩きました。

ここから駐車場までの林道歩行が長かった!。ヘッドライトはあったので問題はなかったのですが、それでも真っ暗な中、午後6時にようやく到着。

帰途は、我家のおなじみの鶴巻温泉弘法の湯によって帰宅。
真っ暗な林道
メモ
鍋割山への登山道は、ほとんど危険な箇所は有りません。積雪がありましたが、アイゼンがあれば、でこぼこした夏の道よりむしろ歩きやすい感じさえありました。

くだりは、今回は鍋割峠からの沢沿いのルートを選択しました。峠から下る道の上部は危険な箇所があります。特に、いまにも落ちそうなところ、というよりも、落ちたら絶対アウト、という箇所が多いように感じました。やはり、一般的に「危険」といわれていて且つ一般的でないルートは避けたほうが良いです。








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